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の調査によると、10月の首都圏の賃貸物件成約件数は
前年10月と比較して12.7%減少しており、前年同月との比較では9ヶ月連続で下回っているとのこと。
どうやら、賃貸市場にも冬の寒さが忍び込んでいるようです。
そんな中、大規模な高級賃貸マンションが次々と登場し、人気を集めています。
不動産経済研究所の調査では、首都圏の高級賃貸の戸数は昨年から6,863戸増え計25,072戸になったそうです。
高級賃貸とは、港区麻布などの高級エリアに見られるサービスアパートメントと呼ばれる家具付きのマンションのこと。
家賃は数十万からなんと数百万!と幅がありますが、一般的な賃貸からするととても高額。
なぜ、この不況の世にあって、高級賃貸物件が人気なのでしょうか?
その理由の一つに新しい富裕層の登場が挙げられます。
高級賃貸の主な顧客、それはビジネスエリートの夫婦達なのです。
所謂DINKSと呼ばれるこの層は、仕事もプライベートもアグレッシブに行動します。
生活にもグレード感を求めている場合が多く、立地のいいおしゃれな街で暮らすことを望んでいます。
そうした生活スタイルに、サービスアパートメントという選択はとてもよくマッチします。
物件の質が向上したことも大きな要因の一つです。
最近ではトータルコーディネートされた部屋のクオリティーもさることながら、大型の高層賃貸ではフロントサービスや
フィットネス設備を備えたものまで登場しているというから驚きです。
需要の高まりが、供給される物件の質を洗練させているのでしょう。
さらに都市再開発が追い風となり、高級賃貸ブームを巻き起こしているのではないでしょうか。
今後は建築基準法改正などの影響から高級賃貸の新規供給も減少する見込みですが、
戦後最大級ともいわれる景気後退の中、唯一好調な上流消費には是非とも期待したいものです。 ![]()
